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月曜日, 11月 07, 2005

Courier Mail Serverのススメ

Courier-MTA(Courier Mail Server)を御存じでしょうか?

Sendmail/Postfix/qmail/Eximなどが世のメールサーバーの大半を占めているようですが、Courier-MTAは私の知る限り、今現在もっともイケイケなメールサーバーです。

まず、Courier-MTAとSendmailなどの他のMTAと違いは、SMTPに始まり、POP3やIMAP4、果てにはフィルタリング(Maildrop)やメーリングリストマネージャなどが1つに統合されている点です。 特にSMTP/POP3/IMAP4の認証システムがauthlibとして1つに統合されているため、他の環境であればバラバラになりがちな部分を一元的に扱うことができます。統合されているとは言っても、「SMTPとPOP3のパスワードを違うものにする」と言った事は可能です。

統合環境とは言っても、各機能は単体で使うことができます。 たとえば「SMTPにはqmailを使ってIMAP4だけCourierを使いたい」と言った場合や、「既にある環境でMaildropによるフィルタリングだけ行いたい」といった事も可能です。実際、現状では、このような使い方をされている方の方が多いようです。

Courier-MTAの認証システムを総括するauthlibについては、実際の認証部分がモジュールになっており、完全にUNIXの認証とは切り離されていると考えるべきです(UNIXの認証システムと直結するモジュールもありますが)。これはMySQLと似たような方式なので、MySQLに慣れている方であれば理解しやすいかも知れません。 また、認証モジュールにはMySQLなどのデータベースをバックエンドとするモノも標準で用意されているので、大規模サイトでの利用も簡単に可能で、MySQLがホスティング業者に好まれた理由と同じように、Courier-MTAもホスティングに使うには持ってこいの内容となっていたりします。

しかしながら、最初にauthlibという認証システムの存在を理解しなければならないため、旧来の環境になれている方には、少々とっつきにくい(準備が面倒に感じる)かもしれません。

また、Courierの基本理念(初期状態)では、保存形式にはMaildirを採用し、オープンリレーはできないようになっております。この点は極めてqmailに近いと言えるかもしれません。設定ファイルについては極めてシンプル。普通に使うだけであれば、これといった設定もありません。逆に簡素すぎて「転送専用に使いたい」などの用途には面倒かもしれません(追記:めちゃくちゃ簡単でした。)。

あと、メーリングリストマネージャでシーケンス(「[Courier: 1234] XXX」 の数字の部分)が標準では使えないなど、「まだこれから」な部分も残っていたりしますが、ご愛嬌。自前スクリプトとMaildropとの組合せでできないこともないのですが、標準対応については、今後に期待しましょう。

以上、今回はCourier-MTAの概略説明だけに留まらせていただきますが、追って詳細まで突っ込んでいきたいと思います。 FreeBSDを御利用の方であれば、portsの「mail/courier」より一発インストールが可能ですので、是非使ってみてください。

posted by Xune @ 02:04   links to this post 1 comments

1コメント:

At 2005年11月7日月曜日 2:40:00 JST, Anonymous 匿名 said...

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