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日曜日, 5月 27, 2007

日本崩壊前夜、オンライン・ストレージ全面禁止に

2007年5月25日、日本のインターネット網が崩壊する恐ろしい出来事が発生した。無知で無能な司法の魔の手により恐ろしい判断が下されてしまったのだ。

インターネット上にデータを保存する「ストレージ」を利用し、ユーザーが自分のCDなどの音楽データを保存、いつでも携帯電話にダウンロードして聴けるサービスの提供が著作権侵害に当たるかどうかが争われた訴訟の判決で、東京地裁(高部真規子裁判長)は25日、著作権侵害に当たるとの判断を示した。

問題のサービスは、情報通信会社「イメージシティ」(東京都台東区)が05年11月から始めた「MYUTA」。ユーザーは音楽データをパソコンから同社のサーバーに保存し、携帯電話へのダウンロードはユーザー本人しかできない。

このサービスに対し、日本音楽著作権協会(JASRAC)は著作権侵害だと指摘。同社はサービスを中止したうえで、同協会を相手に著作権侵害に当たらないことの確認を求めて提訴していた。

訴訟で同社は「実質的にデータ複製や送信をするのはユーザー自身。不特定多数への送信はしておらず、著作権は侵害しない」と主張したが、判決は「システムの中枢になるサーバーは同社が所有、管理しており、同社にとってユーザーは不特定の者。複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」と判断。協会の許諾を受けない限り、著作権を侵害すると認定した。

上記の内容を要約すると、「グローバルネットワーク上にデータを保存することは違法」という事である。今まで散々あった事件のような「不特定多数がダウンロードできる状況に」というのならばともかく、貸金庫のような特定のユーザーのみが利用できるプライベートなストレージ・サービスが違法だというのである。

これで何が出来なくなるのか。

Yahoo!ブリーフケースやNTTのフレッツ・ドット・ネット、アップルの.Macなどは問答無用で全否定される。

それだけではない。オンライン・ストレージという意味では、SMTP/POP3/IMAP4などの電子メールシステムも全否定される。どんなに強固なセキュリティシステムでメールボックスをガードしようと、IMAP4のようにオンライン・ストレージを前提としたシステムは、グローバルネットワーク上にポートを解放しているだけで犯罪だというのである。

もっと突き詰めて、極論で話せば「ネットワーク・ルーター」の存在すら否定される。一時的とはいえデータ(パケット)をバッファメモリ上に保管していると言えなくもないからだ。特にこの裁判の内容をみると、パソコン-携帯電話の間をもつゲートウェイ的な役割のオンライン・ストレージであるという点を考慮すると、この極論ですら普通に適用されてしまうのである。

この暴挙、地裁とはいえ判決として出た以上、誰もが逆らえない決定事項なのである。少なくとも高裁や最高裁で覆されない限り絶対なのである。たとえ覆されるにしても、それまでの間は絶対なのである。日進月歩どころか、秒進分歩の情報産業での停滞。エネルギー資源に乏しい日本において、唯一の資源である技術・情報が崩壊したとあれば、この国の価値は地に堕ちてしまうだろう。

いまや日本にとって忍ぶ事のできない事態を平和的手段によって処理できる全ての政治的可能性が尽き果てたのか。決意が必要なのか。

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posted by Xune @ 05:11   links to this post 3 comments

3コメント:

At 2007年5月27日日曜日 12:37:00 JST, Anonymous 匿名 said...

さらには人間の脳でさえ一種の記憶装置であるから、人間生活をすること自体が著作権侵害に当たるのだ

 
At 2007年5月27日日曜日 18:53:00 JST, Anonymous 匿名 said...

RAMなどでの一時的な複製に関しては1996年のWIPO条約時にも議論され、今のところは複製権の対象外とされていたかと思います。

参考。

 
At 2009年11月18日水曜日 4:11:00 JST, Anonymous 匿名 said...

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