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Gamer Book

金曜日, 6月 15, 2007

ACE COMBAT 6 Fires of Liberation

今秋にXBOX360で発売予定のエースコンバット6のデモ動画が公開された。 この動画は公開と同時に一斉に世界を駆けめぐり、既にSTAGE6/DivX.comなど各所にて見ることができる。その内容も従来のゲームのデモとは一線を画す内容で、まるでハリウッド映画の予告ムービーのような素晴らしい構成になっており、発売まで期待せざるを得ないものとなっている。

まず驚かされるのが、前作から圧倒的なほどの進化を遂げたグラフィック。機体や背景、そして何より雲や煙の表現が格段に向上しているのがパッと見ただけでわかる。そして気持ちを高ぶらせるような壮大な音楽もまた素晴らしいの一言。

加えて、今作の目玉は、XBOX360お得意のXBOX Live!によるオンライン対戦&協力プレイである。16人もの大人数で同時プレイが可能であり、軍事無線に見立てたボイスチャットが可能だという。今回のデモ動画が公開されるまえから、このネットワーク機能については紹介されており、想像するだけでも興奮する内容であったが、このデモ動画を見終えると、興奮どころの騒ぎではない。

また、この動画、約42秒のところでブリーフィング画面(作戦説明画面)らしきものが映し出されているのだが、よくよく見ると「FRIEND:400」とあり、隣には「76~」と画面端で切れている部分が見受けられる。FRIEND、つまり味方が400機、となると76~は敵機「760」だと思われる。同時に1000機以上の戦闘機が大空を飛び回る。画面などに囚われがちだが、地味ではあるが、密かにXBOX360の壮大なパワーを見せつけている。

以上のように長々と動画を見た感想を書いたが、一技術者として、元ゲームプログラマ(マイナーな携帯機ばかりだったが)として、技術的な観点から絶賛しておかなければならない点がある。 それは、このデモ動画も含め、エースコンバット6では「一切プリレンダリングを使用していない」というのである。つまり全編リアルタイムレンダリングだというのである。

今回、エースコンバット6の選ばれたプラットフォームであるXBOX360ではPS2と同じDVDメディアを用いている。PS3のように大容量のBDメディアを用いたゲーム機ならいざしらず、DVDのディスク容量の都合上、無駄なデータは一切入れることが出来ない。しかも高解像度を売りとした最新鋭ゲーム機である。単純に高解像度でプリレンダリングした動画を保存すると、すぐにディスク容量を食い尽くしてしまう。

そこで考えられたのが、総ての画面を膨大な計算によりリアルタイムで生成してしまおうというもの。そうすれば、膨大な座標データと高画質なテクスチャを用いても、高解像度のHD動画とは比べものにならないくらい小さな容量で済む。総て計算となるので、従来のように「専用の3D動画作成ソフトでお手軽に」とはいかないが、容量が小さくて済む以外にも、操作画面から動画場面、またその逆などの場面の切換の際に違和感がなくなるなどのメリットも大きい。

仮に、このような事をゲームソフト開発者に行わせる為に、BDやHD DVDなどの大容量メディアではなく、あえてDVDというメディアを採用したというのならば、マイクロソフト社のXBOX360開発者を絶賛しないわけにはいかない。

過去の失敗から学ばず、PC-FXを目指すのは大いなる間違いであることは明白である。

posted by Xune @ 21:31   links to this post 0 comments

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